坐骨神経痛の湿布はどこに貼る?効果と注意点も解説
おしりの痛みやもも裏の痛み、ふくらはぎのしびれがあると、「湿布は使ってもいいですか?」と質問をいただくことがあります。今回は、この疑問について、湿布の貼る場所や効果、注意点などを整理していきます。
坐骨神経痛に湿布は効くのか
坐骨神経痛の症状に対して、湿布が使われることがあります。ただし、湿布はあくまで症状を和らげるための手段であり、坐骨神経痛を引き起こしている原因そのものを改善するものとは限りません。たとえば、椎間板ヘルニアなどで神経のまわりに炎症が起きている場合は、消炎鎮痛成分を含む湿布が役立つことがあります。一方で、炎症がはっきりしない慢性的な坐骨神経痛では、湿布はその場のつらさを和らげる補助的な使い方になることが多いです。
坐骨神経痛に使われる湿布の種類
坐骨神経痛で使われる湿布には、いくつかの種類があります。
消炎鎮痛タイプ
筋肉や関節を痛めたときにおきる炎症や痛みを抑える目的で使われます。ちなみに、冷やしたい場合は、「氷を入れた袋」で冷やす方が、効果的です。
冷感タイプ
貼った部分をひんやり感じやすくし、痛みを和らげる目的で使われます。
温感タイプ
温かさを感じやすくし、筋肉のこわばりが気になるときに使われることがあります。
体の状態によって処方される湿布は異なるため、詳しくは担当の医師に確認することが安心です。
湿布のメリット・デメリット
メリット
湿布のよいところは、手軽に使いやすいことです。痛みのある部分に直接使えるため、日常生活の中で取り入れやすい方法といえます。また、内服薬に比べて、局所的に使いやすい点をメリットとして感じる方もいます。症状が強いときに、まず取り入れやすいセルフケアの一つです。
デメリット
一方で、湿布には注意したい点もあります。もっとも大きいのは、原因そのものの改善にはつながりにくいことです。また、皮膚が弱い方では、かぶれや赤み、かゆみなどが起こることがあります。貼っていて違和感が強い場合は、無理に続けないことが大切です。
坐骨神経痛はどこに湿布を貼ればいい?
「湿布はどこに貼ればいいですか?」というご質問もよくいただきます。まず坐骨神経痛の特徴として、症状が出ている場所に問題があるとは限りません。例えば、ふくらはぎにしびれがあったとしても、しびれの原因はふくらはぎではないということです。
坐骨神経痛の多くは、腰や臀部(おしり)まわりで神経が圧迫されていることが一因と考えられています。そのため、症状を感じる場所だけでなく、腰や臀部に湿布を使うことが選択肢の一つになります。ただ一方で、ふくらはぎのしびれや痛みに対して、その部分に湿布を貼ることで楽に感じられる場合もあります「。しびれが辛いから少しの時間だけでも楽に感じたい」ということを優先したいのであれば、その部分に湿布を貼るという選択肢もひとつだと思います。
湿布を使うときの考え方
湿布は、坐骨神経痛の原因によって使い方を考える必要があります。
例えば、腰椎椎間板ヘルニアによる炎症がある場合、炎症を抑え痛みを軽減するということで、消炎鎮痛タイプの湿布が合うことがあります。一方で、炎症もなく、慢性化している坐骨神経痛では、湿布だけで十分な変化を感じにくいこともあります。「痛みを少しでも和らげたい」という目的では使いやすい一方で、根本的な改善を目指すなら別の対応も必要になります。
湿布だけでは足りないこともある
坐骨神経痛は、筋肉の緊張やアンバランス、骨盤の歪み、体の使い方など、いくつかの要因が関わることがあります。
そのため、湿布を貼ることで症状が楽になったとしても、坐骨神経痛を引き起こす原因が残っていると、また同じような日常生活を送ることで坐骨神経痛がくり返されることがあります。
日常生活で簡単に湿布を使うことはできますが、坐骨神経痛が長く続く場合や改善が乏しい場合は体の状態を確認した方がよいことがあります。特に、痛みやしびれが強くなっている場合は、他の対応が必要なこともあります。
受診を考えたい症状
次のような症状がある場合は、自己判断だけで様子を見るより、専門家に相談することをおすすめします。
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痛みやしびれが長く続く。
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だんだん強くなっている。
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足の力が入りにくい。
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排尿や排便に違和感がある。
特に、「足の力がはりにくい」「排尿障害」といった症状は、急いで病院を受診しましょう。
まとめ
坐骨神経痛に湿布を使うことはありますが、症状の原因によって向き不向きがあります。炎症があるときは有効である一方、慢性的な症状では。その場しのぎになりやすいことも珍しくありません。湿布はあくまで補助的な手段として考え、長引く痛みやしびれ、排尿障害などがある場合は、個人で判断しすぎず専門家に相談することが大切です。
福岡市赤坂駅徒歩3分の下川鍼灸整体院は、当院独自の鍼灸×整体施術で坐骨神経痛を根本から改善へと導きます。まずは一度、お気軽にご相談ください。