梨状筋症候群

梨状筋症候群とは、臀部の筋肉が緊張することで、その隙間を走行している坐骨神経を圧迫し、尻の痛みや足のしびれ・だるさなど「坐骨神経痛」という症状が出現します。

ただ坐骨神経痛は、病名ではなく「症状名」なので、ヘルニアや腰椎分離すべり症など骨の問題ではないか検査することも大切です。

椎間板ヘルニアや腰痛分離すべり症など、骨の問題ではなく筋肉の問題だからといって、テニスボールでお尻の筋肉をほぐしたり、辛いときだけ痛み止め薬に頼ったりながら自然に治るのを待つのは、体にとって良いことは1つもありません。
なぜなら、梨状筋症候群の原因を解消せずに痛みの緩和だけをはかったとしても、原因自体は解消されずに蓄積されていく一方ですので、今後更に痛みやしびれの範囲や強さが増したり、常に坐骨神経痛を感じるようになるなど、悪化・慢性化へのリスクが高くなります。

「お尻の筋肉の緊張による坐骨神経痛」のようなかたちで原因を簡略化せずに、なぜ坐骨神経を圧迫するほど筋肉が緊張しているのか根本原因を追究することで、最短で梨状筋症候群を解消することができます。
まず梨状筋症候群を引き起こす原因として、以下のことが挙げられます。

など、骨盤に過度な負荷がかかる姿勢・動作は特に注意です。実際当院でも多くの方が梨状筋症候群に悩みご来院されていますが、原因はひとつではなく様々な原因が絡みあっていることがほとんどです。その原因も人それぞれ異なりますので、まずは根本的な原因をひとつひとつ確認していくことが大切です。

・梨状筋のストレッチ
ストレッチでは、梨状筋を緩めることで神経圧迫を減らし症状緩和をはかりますが、様々な原因が絡みあっている場合ストレッチだけでは対処できないです。

・薬物療法
筋弛緩薬や鎮痛剤もその場の緩和にはいいかもしれませんが、原因の改善ではないので一時的な効果になってしまいます。
胃腸障害や吐き気などの副作用がありますし、また、薬に慣れてしまい効かなくなると薬の強さをあげることしかできずに、結果的に体への負担も強くなってしまいます。

まずは、あなたの梨状筋症候群を最短で解消するために、検査を行い体の状態を把握し原因を特定していきます。梨状筋症候群を引き起こした原因を特定することで、あなたのお体にとってベストな鍼灸・整体を提供することができます。原因も明確にしないまま、なんとなくの鍼治療・整体を繰り返しても改善は見込めません。

国家資格者である院長が問診・検査・施術全て担当します。
当院が診ている問題は、、日々の生活習慣の影響も受けやすいため良くも悪くも体が変化しやすいです。そういった細かい体の変化までも見逃すことなく、改善に導くために当院では院長が一貫して行いお体の状態を管理していきます。

また当院は最短で改善するために、初回に検査を行い分析し下人を特定したうえで施術計画を作成します。計画に沿って治療を進めていきながら、定期検査を挟み「今の状態」と「これから」を確認することができるため改善までのロードマップが明確です。そのため安心して施術を受けることが出来ます。

梨状筋症候群というお悩みは皆さん同じでも、お体に起きている問題は人それぞれ異なります。最短で梨状筋症候群を改善するためには、痛みの原因を特定することが大切です。
下川鍼灸整体院では「姿勢分析」「関節可動域検査」「整形外科的検査」など独自の検査を複数行い、多角的に体の状態を評価していきます。
検査結果を分析したのち、２回目に痛みの原因のご説明と最短で改善できる施術計画をご案内します。

当院は、梨状筋症候群に対して鍼灸・整体施術を行います。鍼治療で筋肉を緩め、整体で体の歪みを整え、神経圧迫を減らすことで、お尻の痛みや足のしびれの解消をはかります。
また病院と違い、患部だけではなく体全体を整えることができますので、痛みの原因の改善と同時に再発予防までも行うことができるのも当院の特徴です。

座った際に上半身の重みが骨盤に集中するため、運転やデスクワークなどで起きやすい症状でもあります。またソファーなどの柔らかいクッション性の椅子は、お尻が深く沈み込み骨盤も後ろに傾きやすいため普段の生活習慣もおしりの痛みを引き起こしている原因のひとつになっていることも珍しくありません。ただお尻の筋肉だけが原因というわけではなく、骨盤の歪みや他の部位の筋肉のアンバランスなど様々な問題が複雑に絡み合っていることがほとんどです。

発症期間や生活習慣などで改善期間は変わりますが、当院では痛みを引き起こした根本原因を特定したうえで鍼治療・整体を行います。早い方では1ヶ月ほどでお尻の痛みの緩和が始まります。ただ症状を何度も繰り返す方や3ヶ月以上の慢性的な痛み、お尻の痛みだけではなく太ももの裏の痛みやふくらはぎにしびれを感じるケースは、2，3ヶ月目から症状緩和が始まることが多いです。そして運転やデスクワークなど座ってても痛みがぶり返すことなく改善できています。

梨状筋症候群のような筋肉系の問題が大きく関与している症状は、鍼灸治療や整体との相性が良いのでおすすめです。
当院でも根本原因を特定したのち、はり治療と整体を併用した施術を行いますが、特に鍼治療はマッサージでは届かない深層の筋肉までアプローチができます。

長時間の座り姿勢は血液の巡りも悪くなるためより筋肉が過緊張しやすくなります。そのため、30分ほどで一度立ち上げるなどして血流の巡らせることをおすすめします。またソファーの背もたれに強くよりかかって浅く座る姿勢や足を組む姿勢は、腰や骨盤の歪みを作りやすくお尻の筋肉にも悪影響を与え痛みを引き起こしやすい姿勢ですので気を付けいましょう。

自宅で簡単に行える簡単なセルフケアとして、筋膜ローラーやテニスボースでお尻の筋肉をほぐしたり、骨盤まわりのストレッチがおすすめです。

梨状筋症候群は、鍼治療と整体と相性がいいです。
今までの生活習慣が大きく絡み、梨状筋症候群へと繋がっているからこそ、薬のようなその場しのぎの対症療法ではなく、梨状筋症候群を引き起こした根本原因を解消し、坐骨神経痛を解消し、再発しにくい健康な体へ導きます。

骨に問題がなく筋肉の緊張によって坐骨神経痛が起きていると思うと、骨に異常がないということで一安心し、クイックマッサージなどで揉みほぐしたり、座るときはクッションでカバーしたりというかたちで、対症療法をとる方も少なくないかと思います。

ただ、梨状筋症候群を引き起こしたということは、坐骨神経を圧迫するほど筋肉の緊張と骨盤の歪みがあります。
毎日体を動かし生活しているからこそ、病院に行けば「年齢的な問題」とまとめられることも少なくありませんが、年齢を重ねてもきちんと体のケアをすれば健康に過ごせます。

福岡市中央区天神で坐骨神経痛にお困りなら下川鍼灸整体院へご相談ください。

・地下鉄赤坂駅 徒歩3分
・西鉄福岡天神駅 徒歩10分
・法務局前（バス停） 徒歩1分 とアクセスも抜群です。

受付時間：平日11～19:30　土曜10:00～16:30　日/祝10:00～13:30
休診日：毎週水曜・第1.3.5週火曜・第2.4週日曜

クッション性のある椅子やソファーに座ると、左のお尻、太ももの裏にしびれを感じる。病院で検査し、骨に異常もなく「梨状筋症候群」と診断。リハビリでマッサージを受けていたが、ぶり返す日々。
初回に、聞き取り・検査・姿勢分析を行い、骨盤の位置が理想的位置から大幅に前に出ており、腰や骨盤の筋肉が常に縮まっていて緊張状態。そして、座ると上半身の重さを支えることが出来ずにお尻の筋肉が坐骨神経を圧迫し、その結果、梨状筋症候群へ。と考え、鍼・整体の施術で「筋肉・神経・骨格」アプローチし根本原因である姿勢から改善を行う。1ヶ月目は、太もものしびれが緩和。2ヶ月目から、お尻の痛み・足の神経痛も頻度も減り、座れる時間も少しずつ長くなってきた。
5カ月で、根本原因の解消が出来た結果、梨状筋症候群の症状もゼロ。ぶり返すこともなく治療卒業へ。