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【腰椎椎間板ヘルニア】発症から回復までの経過

「前屈みで腰がズキっ、足もピリピリジンジン...これ重症?自然治癒する?」そういった不安や疑問を解消!椎間板ヘルニアの症状チェックや発症から回復までの経過。更には悪化しやす日常動作3パターンまで解説します。

ヘルニアによる痛みは「ただの腰痛」とは違います

多くの方が経験されている筋筋膜性腰痛症は「腰が張っている」「特に辛い動作はないけど、長時間同じ姿勢が続くと腰が痛くなる」「立ちっぱなしは辛いけど動けば腰の痛みが楽に感じる」といった傾向が多いですが、椎間板ヘルニアは神経が圧迫されるため、少し違った腰の痛みや足のしびれがおきます。

症状チェックポイント

寝る姿勢は「辛い方を上に背中と膝を軽く丸める姿勢」がおすすめです

ヘルニアは特に前屈み動作で腰の痛みや足のしびれを感じやすい動作です。片側のお尻から足に症状が集中しやすいです。
また、辛い方を上にして横向きになり背中と膝を軽く丸める姿勢で楽になることが多いです。

  • 突然息がとまるほどの強い痛みが腰~足にかけて走った
  • 洗顔などの前屈み動作でお尻から太もも・ふくらはぎにツッパリ感やピリピリジンジン感を感じる
  • 椅子から立ち上がるときに腰から足にかけて痛みが走る
  • デスクワークなど長時間座るとお尻から足にかけてしびれがでる
  • 左右で足の感覚が違う

緊急性の高い症状

「排尿障害」「つま先立ち・踵歩きができない」「足に力が入らない」「どの姿勢でも激痛で眠れない日々が続く」といった症状が出る場合、病院の受診を優先しましょう。ヘルニア発症者の約10%ほどは手術が必要となるケースがあります。

発症から回復までの経過ステージ

  発症期間 痛みの強さ 治療の目安
急性期

発症後1~2週間

激痛

動けない

安静・抗炎症薬
(炎症を抑えることを優先)

亜急性期

2週間~1ヶ月

激しい痛みは落ち着くが痛い

少しずつ動けるようになる

鍼治療可能

(炎症ぶり返し注意)

慢性期

1ヶ月~3ヶ月

痛み・しびれが緩和していく

生活の制限が減っていく

整体や腰痛体操なども可能

(筋緊張や骨盤の歪みの解消)

回復期

3ヶ月~

症状消失

生活の制限なし

症状の慢性化・ヘルニア再発の

予防ケア

突出したヘルニアは異物と認識され、体の免疫反応によって吸収され縮小させます。この自然治癒力により、約8割の方がヘルニアの手術をせずに回復します。ただヘルニアの突出の仕方は様々ですので経過も異なります。ヘルニアが大きかったり、脊柱管が狭かったりすることで、神経根の圧迫が強く激痛から始まり痛みが引くまでに数ヶ月かかるタイプから、ヘルニアの飛び出し方が小さいため痛みが出てはすぐに痛みが引くを繰り返すタイプもあります。
またヘルニアが消失しているのにも関わらず、3ヶ月経っても痛み・しびれが残っていることも珍しくありません。その理由は「筋緊張や背骨・骨盤のゆがみなどによる二次要因」「圧迫期間が長く神経損傷の修復遅れ」。これらのによって症状が慢性化してしまうのです。
このように「ヘルニアが消失していくと同時に症状も消失する」とは限りません。薬で痛みを抑え、あとは自然治癒に任せるのではなく、経過に合わせて鍼灸治療や整体などの治療も取り入れていくことで、改善スピードも加速し、再発予防ケアも同時に行うことができます。

鍼治療のタイミング

当院の鍼治療はぼぼ痛みのない優しい鍼治療ですので初めての方でも受けやすいです

鍼治療は、ヘルニア周囲の筋肉や靭帯などの緊張を緩和し、神経圧迫を軽減するとともに、炎症抑制効果も発揮するため急性期からの施術可能です。
ただ激痛で動けない場合は、まず薬で初期炎症を落ち着かせ、動きが可能になった段階から、鍼治療を併用することで痛みの緩和をはかります。また慢性期以降の治療でも、筋肉の緊張や歪みにうよる二次要因の解消や神経修復にも作用しますので症状の慢性化や再発予防も可能です。

整体のタイミング

当院の整体はボキボキせずにソフトな力で調整します

椎間板ヘルニアの炎症が強い急性期~亜急性期では、整体による刺激が炎症を悪化させる可能性があるため、抗炎症薬が不要となり動ける慢性期から開始しましょう。体全体のバランスを整え、症状の慢性化・再発予防を目的とします。

ヘルニアの悪化・再発リスクが高まる!「日常動作3パターン」

  • 長時間座位姿勢
  • 前かがみ・中腰
  • くしゃみやいきみ(トイレ)

ヘルニアは一度発症すれば、発症経験無い方と比べると再発リスクが高くなります。そのため座る姿勢は腰へ負荷が集中するうえ、前傾姿勢が続くと椎間板内圧が上がります。その結果、症状の悪化や再発へと繋がりやすくなるため、普段から長時間のデスク作業や運転、荷物を持ち上げ動作など中腰作業を繰り返す方は、より注意が必要です。

まとめ

椎間板ヘルニアは、自然治癒力が働き約8割が手術なしで回復しますが、薬と自然治癒だけで改善を目指す場合、ヘルニアの消失やある程度の症状緩和ができたとしても、軽い腰痛・坐骨神経痛の慢性化や再発するケースは少なくありません。経過ステージに合わせて適切な治療を行いつつ、生活習慣の見直し改善を行うことで症状の慢性化・再発リスクを抑え、本来あるべき健康な体を取り戻すことができます。

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