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【腰痛】反り腰が招く負の連鎖

「反り腰は腰痛に注意」という言葉を耳にしますが、単なる姿勢の問題ではありません。国家資格者が解剖学的視点から「反り腰だと体のどこにストレスがかかりやすいのか」「本当に腰痛と関係性があるのか」解説していきます。

 

 反り腰が注意すべき「腸腰筋」

まず背骨は26個の骨が積み重なり、緩やかなS字カーブを描いています。腰椎部分はもともと前弯していますが、より前弯が強くなり骨盤が前傾している状態を「反り腰」と言います。反り腰が特に注意すべき筋肉が「腸腰筋」です。腸腰筋は、胸椎12番~腰椎5の横突起および骨盤の内側から始まり、大腿骨の小転子に付着しています。上半身と下半身を繋ぐ筋肉であり、「股関節を曲げる(足を盛り上げる)」「脊柱や骨盤の安定させる」といった働きがあります。

腸腰筋の機能不全が招く「負の連鎖」

腸腰筋が付着している小転子という場所は、大腿骨の内側になるため、反り腰になると、構造上、股関節は内側へねじれる「内旋位」を取りやすくなり、いわゆる「内股」傾向になります。すると次は、身体は過剰な内股を防ごうとして、ブレーキ役である「股関節の外旋筋(外に開く筋肉)」を常に働かせて緊張状態にしてしまいます。
このように一部の筋肉は本来の働きができないと、身体は無意識に他の筋肉を使って補います。このような体の使い方を繰り返すことで、様々な問題を引き起こしやすくなります。

腰痛

例えば歩く際に地面を蹴る動作では、腰椎や股関節が伸展し、身体もスっと垂直に持ち上げ最後アクセル役として臀部の筋肉が働きます。ただ反り腰タイプは肝心な殿筋が使えないため、代償作用としてより腰を反らせたり、腰の筋肉で無理やり身体を支えることになります。歩くという動作は日常においてに必ず行われる動作だからこそ、休憩なしで働き続ける腰の筋肉は疲労し腰痛に繋がります。

坐骨神経痛

腸腰筋が過緊張・短縮することで、股関節が内旋(内側にねじれる)状態が続くことで、代償作用として股関節を外に開こうとする外旋筋が過緊張を起こしてしまい、その隙間を走行している坐骨神経を圧迫し「坐骨神経痛」を引き起こすケースが非常に多いです。これは、デスクワークや運転など長時間座位姿勢をとる方も注意が必要です。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった骨の問題

腸腰筋は腰椎の安定にも関与しているため、腸腰筋がうまく働いていないと、腰椎を支えコルセットの役割をする「腰方形筋」にも過度な負担がかかります。腰方形筋までが機能しなくなるとさらに腰椎へ圧力が強くなり、単なる腰痛だけでなく、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症へといった骨の病気へと繋がるリスクが高くなります。

股関節や膝の痛み

歩行時に踵を着く際、本来なら腸腰筋が支えるべきところを、腸腰筋が本来の働きができないと太ももの前外側にある「大腿筋膜張筋」や「大腿直筋」が代わりに過剰に働いてしまいます。それらの筋肉が過緊張を起こすと、付着部である膝や股関節にかかる衝撃を上手に吸収・分散できずダイレクトに負担がかかってしまいます。その結果「膝の痛み」や「股関節の痛み」を引き起こします

「姿勢が良い・悪い」ではなく「どこに・どれくらいの歪みがあるのか」を検査で特定すること

痛みの原因は、必ずしも「痛みを感じている場所(患部)」にあるわけではありません。今回解説したように、筋肉は関節をまたいで複雑に走行しています。そのため特定の筋肉だけが過緊張を起こせば、つながっている骨格が歪むだけでなく、神経伝達の機能まで低下させてしまいます。そのため、「腰の不調が実は腰だけの問題」というより股関節や太ももの筋肉のアンバランスなど様々な問題が複雑に絡み合い発生していることがほとんどです。だからこそ「最短で改善を目指す」かつ「症状を何度も繰り返さない」ためには、腰だけをみるのではなく、全身の検査を行い体に起きている問題を一つひとつ確認し「本当の原因」を追究することが大切です。

姿勢分析

「姿勢分析アプリ」を用いて全身のバランスを数値化します。客観的に体のバランスを診ることで、体のどこに負担がかかりやすいのかをチェックしていきます。

「関節・神経・筋肉」の検査

「可動域検査」「神経学的検査」「徒手筋力検査」をベースに関節・神経・筋肉を細かく検査していきます。患部だけでなく全身行います。

原因が明確だからこそお体にとってベストな鍼・整体を組み立てれる

「姿勢分析による全身のバランス」「関節・神経・筋肉の検査」を行い、多角的に体を診ることで、あなたのお悩みである症状の痛みの原因が明確になります。原因を明確にすることで、最短で改善できる施術計画の提示と鍼治療・整体を組み立てることができます。原因が明確じゃなければ、一時的な変化は感じても、すぐぶり返すばかりで本当の改善には繋がりません。

まとめ

「反り腰だから悪い」という単なる姿勢が問題ではありません。本来働くべき筋肉が機能していないことで、他の筋肉が無理に代償し、その結果、膝や股関節の痛み、さらには椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった骨格レベルの変化、そして慢性的な腰痛へと負の連鎖が広がっていきます。痛みを感じている場所(患部)だけに目を向けるのではなく、なぜその部位に負担がかかっているのか、という「構造的な原因」を理解することが重要です。筋肉は関節をまたいで複雑に連動しており、一か所のアンバランスが全身の歪みや神経伝達の機能低下を引き起こします。症状を繰り返さないためには、腰だけ、膝だけといった局所的なアプローチではなく、腸腰筋やハムストリングス、臀部、股関節を含めた全身のバランスを整えることが根本解決への近道です。身体全体のつながりを意識した施術とセルフケアを心がけましょう。

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