〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目2-7 熊江ビル201
(地下鉄空港線赤坂駅 徒歩3分 西鉄福岡天神駅 徒歩10分 法務局前バス停 徒歩1分)

【診療時間】
平日 11:00~20:00
土 10:00~17:00 日/祝 10:00~14:00
(不定休)

080-3904-1021

【肩関節周囲炎】実は肩関節だけの問題ではない

「整形外科で五十肩と診断されて、早く治したい」
「肩関節の痛みは少し落ち着いたけど、次は首・背中も痛い」

こんな経験はありませんか?実は、五十肩(肩関節周囲炎)は肩関節のだけの問題ではありません。本当の原因を見逃していると、治療が長くなるだけではなく、二次障害が起こる可能性が高くなります。「本当の問題は肩関節だけではない」という理由を解剖的視点から解説していきます。

肩関節周囲炎とは

「五十肩/四十肩」とも呼ばれる「肩関節周囲炎」は、40~60代に多く、何らかの原因で肩関節の周囲にある組織に炎症が起き、肩に痛みがおきてしまう状態のことです。五十肩は改善に至るまでに経過周期があり、各段階によって肩の症状も変化します。

 

五十肩の周期と症状変化

炎症期

発症してから約2週間ほど。「安静にしていても肩がズキズキする」「腕を少し動かすだけでも痛みが走る」「夜間痛がある」といったように炎症が強く、とにかく肩が痛い時期。

慢性期

急性期が終わってから約6ヶ月。徐々に強い痛みが落ち着くが、肩の動きが制限されるため「髪を洗う」「エプロンを後ろで結ぶ」「衣服の着脱」などの動作が難しくなります。状態に合わせて少しずつ肩を動かす運動を開始します。

回復期

慢性期が終わりその後。痛みも落ち着き、肩の動きの制限も少しずつ減り回復へと向かいます。

自然治癒は注意が必要です

五十肩を発症してから1年~1年半ほどで改善できるといわれていますが、炎症期を過ぎれば痛みが軽減してくるため自然治癒に任せてしまうと肩関節の動きが以前のように戻らないケースや首や背中など二次障害へのリスクが高くなります。ただ周期に合わせて適切な治療を受ければ、二次障害を防ぐことはもちろん五十肩の期間を短縮し早期回復を目指すことが可能です。

早期改善するためには「痛みを感じる肩関節」だけの治療では足りない

肩関節は、「肩甲骨」と「上腕骨」で構成されており非常に大きく多方向に作用しますが不安定な関節でもあるため、腱板炎損傷や亜脱臼、脱臼が生じます。その不安定さを補うために様々な靭帯や関節包、関節唇といった構造があり、筋肉が関与しています。その結果、肩関節が安定に動きます。

肩が動く仕組み

上腕骨と肩甲骨が連動することで、肩関節は動きます。そのため「肩甲骨」が動かなければ、腕は120度までしか上がりません。
そこで、肩関節がスムーズに動くために必要不可欠な筋肉が4つのインナーマッスル「棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋」です。これら4つの筋肉を、「ローテーターカフ」といいますが、ローテーターカフは肩甲骨から上腕骨に付着し、関節窩に上腕骨を押し付け、肩関節の安定させます。またこのローテーターカフが機能することで、肩のアウターマッスルが効率よく働くことができ、スムーズな関節運動が出来ます。
ただ、ローテーターカフは骨と骨に挟まれた構造となっているため、損傷しやすい組織でもあります。損傷することで、肩関節の安定性が欠けてしまい肩の痛みがおこりやすくなります。

「肩甲上腕リズム」の重要性

腕を上げるときに、肩関節と肩甲骨が動きます。例えば、腕を真横から耳の横まで180度上げる動作では「肩関節の動き(上腕骨が動く)が120度」「肩甲骨の動きが60度」です。つまり腕が「2」動くのに対して肩甲骨は「1」動くという内訳です。これを「肩甲上腕リズム」と言いますが、腕を上げるためにはこの「2:1」のリズムがとても重要となります。実際、以下のように動いています。

①腕を横に上げ始める(0~60度)

肩のインナーマッスルである棘上筋が下垂している上腕骨が外転します。また肩のアウターマッスルである三角筋も作用します。このときは、まだ肩甲骨に大きな動きはありません。

②腕を肩の高さまで上げる(60~120度)

腕を水平位から更に腕をあげるのであれば、肩甲骨の回旋運動が必要となるため僧帽筋や前鋸筋が作用します。頚椎や胸椎、肋骨などに付着している筋肉です。

③腕を耳の横まで上げる(120~180度)

耳の横まで180度完全にあげきるために、肩甲骨を動かす僧帽筋や前鋸筋に加え、胸椎を伸展させるために挙げている側と反対の脊柱起立筋も作用します。

肩だけのマッサージでは根本解決にならない

このように肩関節を動かすためには、肩回りの筋肉だけではなく、首や背中の背骨、肋骨などに付着している筋肉も必要不可欠です。つまり、首や背中に付着している筋肉が本来の動きができないと、肩甲骨の動きが悪くなり、肩関節に過剰な負担がかかってしまいます。その状態によって繰り返し肩関節を動かすことで、肩の痛みへと繋がります。

五十肩発症後は「首の痛み」「背中のハリ」にも要注意

五十肩を発症すれば肩関節が動かせないため、代償作用として無意識に「肩をすくめた動作」で腕をあげようとします。そのため、背中や首周りの筋肉を過剰に使います。また、肩関節周囲炎側の方の腕を使わないように生活をするため、当然反対側の腕を酷使することなります。長い期間五十肩を庇うがゆえに、五十肩の後遺症として腕をあげる動作の制限や首や背中の痛みなど新たな問題に注意が必要です。

根本治療で早期回復と二次障害予防の両立

保険診療など一般的な治療は、「患部周囲だけを診て、肩を温める・マッサージする」といった肩のみの治療が多い。

五十肩は肩関節の問題ですが、肩を動かす筋肉は肩甲骨や首、背中など広範囲に付着しています。筋肉の過緊張や左右前後のバランスが崩れれば、その筋肉が付着している骨格も歪みます。そのため当院では、肩関節の検査だけではなく「姿勢分析による体全体の歪み」「可動域検査」「神経検査」など複数の検査を行い多角的に体の評価を行います。検査結果を分析し、五十肩を発症させるほど肩に過度な負担を与えた根本原因の特定と肩の痛みを庇って二次障害になりそうな場所はないかチェックします。
検査結果をもとに、体にとってベストな鍼治療と整体を組み立て、更に五十肩の進行に合わせて体操もお伝えします。

このように患部だけではなく体全体を検査することで、身体に起きている問題がひとつひとつ明確になるため五十肩の早期改善と二次障害・再発予防を同時に行うことができます。

まとめ

五十肩は、炎症期を抜ければ痛みが軽減します。ただ肩の可動域制限を治すのにはある程度の時間がかかるため、治療を中断して自然治癒しようと放置される方も少なくありません。ただ自然に治そうと放置すると肩の可動域制限が残ったり、首や背中の痛み、反対側の肩まで痛みがでたりすることも珍しくありません。本当の原因を見つけて適切な治療を受けることが、早期回復を目指しましょう。

一緒に読まれている記事

当院では最短で改善するためにも検査を行い、分析し、治療計画を作成します。検査結果を基に、治療を組み立てます。当院の施術をより詳しく知りたい方へ

整形外科を受診し「肩関節周囲炎」と診断され、薬と湿布を処方されたがそれ以外の治療法を求めて当院へご来院された患者様の声

整形外科と治療院の違い・特徴を知っていますか?

お気軽にお問合せ・ご相談ください

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
080-3904-1021
受付時間
平日 11:00~20:00
土曜 10:00~17:00 日/祝 10:00~14:00
定休日
不定休

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

080-3904-1021

<診療時間>
平日 11:00~20:00
土 10:00~17:00
日/祝 10:00~14:00
※不定休

フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

下川鍼灸整体院

住所

〒810-0073
福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目2-7
熊江ビル201

アクセス

地下鉄空港線赤坂駅 徒歩3分
西鉄福岡天神駅 徒歩10分
法務局前バス停 徒歩1分

受付時間

平日 11:00~20:00
土 10:00~17:00
日/祝 10:00~14:00

休診日

不定休