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変形性股関節症の注意すべき症状とやってはいけないこと

「足の付け根が痛いけど、動いているうちにマシになる」「しばらくしたら治まった」変形性股関節症の初期は、このように症状に波があり日常生活への支障も少ないため、そのまま様子を見てしまいがちです。しかし放置しているうちに症状の範囲・強さ・頻度が徐々に広がり、やがて日常生活にも支障が出てくることがあります。
この記事では、変形性股関節症と診断された方に向けて、症状の変化と日常生活で気をつけたい動作をまとめています。今の状態をできるだけ長く保つために、ぜひ参考にしてみてください。

 

変形性股関節症とは

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ることで、痛みや動きの制限が生じる疾患です。日本では特に女性に多いとされており、加齢や先天性の臼蓋形成不全などが主な原因として挙げられています。

主な症状

変形性股関節症の進行度合いによって症状が異なります 。特に初期は「動いているうちにマシになる」「しばらくすると治まる」ことも多く、日常生活に大きな支障がないため、そのまま様子を見てしまいがちです。しかし変形性股関節症は進行性の疾患であり、一度すり減った軟骨は自然には元に戻りません。年齢を重ねても自分の足で歩き続けたいのであれば、多少の違和感でも放置せずに少しでも治療に取り組むことをおすすめします。

初期

  • 歩き始めや立ち上がりのときに、鼠径部(足の付け根)や太ももに痛みを感じる

  • 朝起きたときに股関節のこわばりがある

  • 痛みがあったりなかったりと、日によって波がある

進行期

  • 椅子からの立ち上がりや階段の昇り降りに痛みを感じるようになる

  • 股関節に力が入りにくい、踏ん張れない感覚が出てくる

  • 正座・しゃがみ込みがしにくくなる

  • 靴下の着脱や足の爪切りがやりにくくなる

  • 太ももや鼠径部のだるさ・痛みの頻度が増える

末期

  • 安静時や就寝中にも痛みが出ることがある

  • 股関節の曲げ・開く動きがほぼできなくなり、靴下や靴の着脱が自力では困難になる

  • 骨頭の変形により患側の脚が短縮し、歩行時に体が大きく左右に揺れるようになる

  • 歩行・立ち上がり・入浴など日常生活のあらゆる動作に強い痛みを伴い、介助が必要になる

やってはいけないこと

変形性股関節症は、進行性の問題です。進行スピードを速めないためにも、股関節へかかる負担を最小限にさせることが大切です。注意すべきやってはいけなことを紹介していきます。

深くしゃがむ・あぐらなどの座り姿勢

股関節を深く曲げたり、ひねる動作は、股関節に強い圧がかかってしまいます。例えば「床座りより座面の高い椅子に座る」「布団よりベッドで寝る」だと股関節の曲げる角度が浅くなるため、股関節への負担を抑えることができます。

階段・坂道を積極的に使う

歩行するだけでも、股関節に体重の約3〜5倍の負荷がかかるとされています。痛みが強くない日でも、繰り返し使うことで股関節に過度な負担がかかり続けています、そのため、筋力トレーニングと思って積極的に階段や坂道を使うことで股関節の消耗を早めてしまうリスクが高くなるため、移動の際はエレベーター・エスカレーターの使用もおすすめします。

ランニングやジャンプなどの激しい運動

走ると股関節に体重の約5倍ほどの負荷がかかるとされています。さらに着地の衝撃が直接股関節に伝わり、軟骨のすり減りを加速させるため、変形性股関節症の進行を早めてしまいます。

足組み・片足重心で立つ

股関節に大きく関与する腰椎や骨盤がねじれ、股関節に過度な負担がかかりやすい姿勢です。これらの姿勢は、無意識にやりがちな姿勢でもあるため、クセになってしまっている方は要注意です。

体重増加

体重が増えると股関節への負荷を増大させます。歩行でさえ体重の約3~5倍かかるため、体重管理はとても大切です。

強引なストレッチ

「股関節を柔らかくしたい」という気持ちから頑張って強引にストレッチを行うと、股関節周囲の靱帯や筋肉を傷め、炎症がかえって悪化する可能性があります。ストレッチを行う際は「気持ちいい範囲」で止めることが大切です。

変形性股関節症向けの簡単セルフケア

痛みの少ない時期や軽い症状の段階では、股関節への負担を減らしながら「股関節周囲の柔軟性」と「筋力を維持すること」が重要です。

ストレッチ

向けになって無理のない範囲で片膝を両手で抱えて胸に引き寄せます。呼吸をしながら15~30秒ほどストレッチしましょう。

殿筋の筋力トレーニング

横向きに寝て、上側の脚をまっすぐ伸ばし、お尻を意識しながらゆっくり上げ下ろしを10回ほど繰り返します。

水中歩行

水中は浮力で荷重が減るため、股関節への衝撃が少ないうえに股関節周囲を動かせる運動として取り入れやすい方法の一つです。

クッション性のある靴

歩くたびに地面からの衝撃は足裏を通じて股関節へと伝わります。その積み重ねが関節への負担になるため、日常的に履く靴をクッション性のあるシューズを選ぶことで、歩行時の衝撃を少しでも和らげる工夫ができます。ヒールの高い靴や靴底が薄いものは、衝撃が直接関節に伝わりやすいため、できるだけ避けることが勧められています。

ただし、ストレッチや運動療法の内容や強度は症状の進行度によって異なるため、具体的な方法は専門家へ相談しながら進めることをおすすめします。

股関節に症状があるならまずは整形外科へ

変形性股関節症は初期症状は症状にも波があり、生活に大きな支障もないことがほとんどです。「まだ様子見よう」と思い放置していると、じわじわと股関節の変形が進行していくいき、次第に症状が悪化してきます。進行が進むほど保存療法だけでは対応が難しくなる傾向があるため、早めに状態を把握しておくことが、その後の選択肢を広げることにもつながります。特に以下のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 安静にしていても痛みが続く(夜間痛)

  • 靴下がはけない。爪切りができない

  • 歩行が困難になってきた

まとめ

変形性股関節症は進行性の疾患であり、日常の動作や姿勢の積み重ねが症状に影響する傾向があります。「やってはいけないこと」を把握して股関節への余分な負担を早めに減らすことが、今の状態をできるだけ長く保つための第一歩になり得ます。

下川鍼灸整体院ができること

変形性股関節症では、股関節をかばうことで周囲の筋肉に過度な負担がかかりやすく、筋緊張や可動域の低下が起こりやすい傾向があります。こうした体の機能的な問題は、セルフケアだけ全てをカバーするには限界があります。福岡天神の下川鍼灸整体院では、変形性股関節症に対して「鍼治療と整体」を行い、症状緩和と進行スピードを緩やかにすることを目的としています。

当院独自の「鍼×整体」で体全体をアプローチ

鍼治療によって深層の筋肉までアプローチし、筋緊張の緩和や可動域の改善をサポートし、股関節への過度な負担を減らすために体全体のバランスを整える整体を行います。ほとんど痛みのない優しい鍼治療とボキボキしないソフトな整体なので女性の方でも受けやすい施術です。

当院独自の施術で、セルフケアだけでは対処しにくい部分へも働きかけることができますし、薬と違い副作用がないため、継続しやすいことも特徴の一つです。

変形性股関節症は進行の度合いによって適切なアプローチやゴールが異なるため、まずはお気軽にご来院いただき、現在の状態を一緒に確認するところから始めましょう。

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