〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目2-7 熊江ビル201
(地下鉄空港線赤坂駅 徒歩3分 西鉄福岡天神駅 徒歩10分 法務局前バス停 徒歩1分)

【診療時間】
平日11:00~20:00
土10:00~17:00 日/祝10:00~14:00
【休診日】
水曜・第1.3.5週火曜・第2.4週日曜

080-3904-1021

立ち上がり時に感じる片足だけの力の入りにくさ「筋力低下」が原因じゃない?

立がるとき、普通に立ち上がることはできるけど、なんか片方の足だけ力が入りにくい。こんな違和感を覚えたことはありませんか。「年のせいかな」「筋力が落ちたのかな」と考える方が多いのですが、実はその力の入りにくさ、筋力そのものの問題ではないケースがあります。今回は、この症状の背景にある体の仕組みと、見落としやすいポイントについてお伝えします。

こんな動作でも感じるケースがあります

片足への負荷が集中する動作は、立ち上がる以外にもあります。以下のような場面で、同じような違和感を覚える方も少なくありません。

  • 坂道を下るとき、片足だけガクッと力が抜ける感じがある

  • 階段の上り下りで、片足だけ持ち上がりにくい、踏ん張りにくい

  • 電車やバスで、立があがるときに片側の足だけ力が踏ん張りにくい

これらの動作に共通しているのは、いずれも一時的に体重を片足に預けたり、片足で強く踏ん張ったりする瞬間を含んでいる点です。こうした「片足に負荷が集中する瞬間」があるからこそ、普段は気づきにくい左右の差が表面化しやすいのです。

必ずしも「筋力がない」というわけではない

こうした場面で違和感を覚えると、多くの方が「筋力が落ちたのかな」と考えます。実際、けがなどで長期間動かさずに安静にしていた方や高齢で歩く機会がない方の場合は、使わない筋肉が徐々に衰えるため、力が入りにくくなることがあります。
しかし、仕事や家事で日常的に体を動かしているにもかかわらず、これらの動作で片足だけ力が入りにくいと感じる場合は、単純な筋力不足とは違う理由が関わっている可能性があります。その理由を理解するために、まず筋肉が本来どんな役割を担っているのかを見ていきましょう。

筋肉が担っている2つの役割

筋肉には、大きく分けて2つの役割があります。

柔軟性

1つ目は「体を動かすための柔軟性」です。
筋肉は本来、柔らかく伸び縮みする性質を持っており、この伸縮によって関節を動かし、スムーズな動作を可能にしています。筋肉は、血流が悪くなると柔軟性を失い、硬くなりやすくなります。筋肉が硬くなると、疲労物質も溜まりやすくなり、体を動かす際に硬いまま無理に動かすことになるため、通常よりも早く筋疲労が起こりやすくなります。その結果、張り感やコリとして自覚されることが多くなります。

安定性

2つ目は「骨格を支える安定性」です。
骨自体は自分の力で立つことができず、周囲の筋肉が支えることで、姿勢を保ったり関節を安定させたりしています。この安定性は、筋肉そのものの強さだけでなく、脳からの指令を神経が正しく伝えられるかどうかにも左右されます。神経伝達が乱れると、筋肉に十分な力を発揮する指令が届きにくくなり、結果として関節や姿勢を支える安定性の低下につながります。

つまり、柔軟性の低下は血流の悪化からくる張りやコリとして現れやすい一方、安定性の低下は神経伝達の乱れを介して、力の入りにくさとして現れやすいという違いがあります。次に、この神経伝達の仕組みについて詳しくお伝えします

神経伝達の乱れとは

筋肉は、脳が「動け」という指令を神経を通して送ることで動きます。どれだけ筋肉そのものが柔軟で強くても、この指令を伝える神経の働きがうまくいかなければ、筋肉は十分に力を発揮できません。
筋肉が硬くなったり、姿勢の崩れによって特定の部位に負担が集中したりすると、周囲の神経が圧迫や刺激を受けやすくなります。この影響を与えているのが、太もも裏からお尻、腰にかけて伸びる「坐骨神経」です。
坐骨神経は、おしりや足に痛み・しびれを伝える感覚神経としての役割だけでなく、筋肉に動きの指令を送る運動神経としての役割も担っています。この神経の伝達が何らかの理由で妨げられると、立ち上がるときや歩いているときに片側だけ足に力が入りにくいといった症状に繋がります。

神経伝達が乱れるその原因は?

神経伝達がスムーズにいかなくなる背景には、次のような機能的な問題が関わっていることがあります。

  • 特定の筋肉の過緊張やアンバランス

  • 背骨のわずかなズレやゆがみ

  • 骨盤の傾きやゆがみ

こうした状態では、神経の通り道やその周囲の組織に負担がかかりやすくなります。神経が周囲の筋肉や組織から刺激を受け続けることで、脳から筋肉への指令がスムーズに伝わりにくくなり、結果として力が発揮しづらくなると考えられます。
これらの機能的な問題は、日々の姿勢や体の使い方の癖から生じることが多く、「腰痛」や「股関節痛」「坐骨神経痛」を抱えている方に、ひとつの症状として片足の力の入りにくさが現れることも少なくありません。

筋力をつければ治るというわけでもない

そのため、立ち上がりや歩くときに力が入りにくいと「太ももやお尻の筋肉が弱っているのでは」と考え、筋トレから始めようとする方もいらっしゃいます。もちろん筋力をつけることは予防の観点で大切ですが、神経伝達そのものがうまくいっていない状態でトレーニングを重ねても、期待するほどの改善につながらないケースも少なくありません。

注意すべき症状

片足に力が入りにくいと感じても、その多くは姿勢や体の使い方に関係するものです。ただし、次のような場合は自己判断せずに医療機関を受診することをおすすめします。

  • ある日突然、片方の足だけ力が入らなくなった

  • 同時に、片方の手や顔にも力が入りにくい、しびれる

  • ろれつが回らない、言葉が出てきにくい

  • 物が二重に見える、視界の異常がある

片足だけ急に力が入りにくくなる症状は、まれに脳梗塞などの前兆として現れることがあると指摘されています。徐々に進行してきた力の入りにくさとは異なり、急な発症の場合は特に注意が必要です。

鍛える前にまずは「整える」│順番が大切

椅子の立ち上がりや坂道をくだるときに、片側の足だけがガクッとするような力の入りにくさを根本的に改善するためには「順番」が大切です。
体が整っていない状態でいきなり筋力トレーニングを始めると、すでに過緊張を起こしている筋肉やゆがみのある関節にさらに負荷がかかり、かえって症状が悪化してしまうこともあります。
まずは、神経伝達を妨げている筋肉の過緊張や背骨・骨盤のゆがみといった機能的な問題を先に整え、神経がスムーズに指令を伝えられる状態を取り戻すことが優先されます。その上で、再発予防やさらなる機能向上のために筋力をつけていく、という流れが、身体に無駄な負荷をかけずに改善と再発予防することができます。

まとめ

椅子から立ち上がるとき・坂道を下るとき・階段の上り下りなど、片方の足だけ力が入りにくいと感じたら「筋力が落ちたから」と決めつける前に、筋肉の柔軟性や、神経伝達がスムーズに働いているかどうかにも目を向ける必要があります。
特に、日常的に体を動かしているにもかかわらず特定の動作だけ片足に力が入りにくい場合は、筋肉の過緊張や背骨・骨盤のゆがみが神経の働きに影響している可能性があります。

当院では、解剖的視点から考える機能的な問題に着目し、体を整えたうえで、必要な筋力づくりへとつなげていく施術を行っています。

事例紹介

左側の股関節と太ももの前側・横側のツッパリ感

  • 椅子からの立ち上がりに股関節が痛む
  • 立ち上がり時に左側だけ力が入りにくさを感じるときがある
  • 坂を下るときに、左側だけガクッとするときがある

検査で原因特定│鍼・整体で左足の力の入りにくさが改善

「姿勢・関節・筋肉・神経」検査を行い、多角的に分析して痛みの根本原因を特定。
週2回の鍼・整体施術で、1ヶ月で立ち上がり時の力の入りにくさや坂道でガクッとすることが解消
3ヶ月経過した頃、股関節の痛みや太ももの前側・横側のツッパリ感も解消し、股関節を曲げる動きもスムーズにできるようになった。左足がガクッとすることに不安を覚え、急いでいるときに小走りをするのも怖かったが、今では不安なく走ることができるところまで改善。

アクセス

福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目2-7 熊江ビル201
地下鉄空港線【赤坂駅】徒歩3分・西鉄【福岡天神駅】徒歩10分・西鉄バス【法務局前】 徒歩1分

お気軽にお問合せ・ご相談ください

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
080-3904-1021
診療時間
平日 11:00~20:00
土曜 10:00~17:00 日/祝 10:00~14:00
定休日
水曜日・第1.3.5週火曜日・第2.4週日曜日

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

080-3904-1021

<診療時間>
平日 11:00~20:00
土 10:00~17:00
日/祝 10:00~14:00
<休診日>
水曜日・第1.3.5週火曜日・第2.4週日曜日

フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

下川鍼灸整体院

住所

〒810-0073
福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目2-7
熊江ビル201

アクセス

地下鉄空港線赤坂駅 徒歩3分
西鉄福岡天神駅 徒歩10分
法務局前バス停 徒歩1分

受付時間

平日 11:00~20:00
土 10:00~17:00
日/祝 10:00~14:00

休診日

不定休