半月板損傷の症状チェック│治るまでの期間とやってはいけないこと
「半月板損傷」と診断されたときに「どれくらいで治るのだろう」「やってはいけないことはあるのかな」「将来、膝の状態が悪くなったりしないだろうか」と、気になることが次々に出てくる方も多いのではないでしょうか。この記事では、半月板損傷の症状や程度の目安、病院での一般的な治療法、治るまでの期間、日常生活での注意点などを紹介します。ぜひ参考にしてください。
半月板損傷の原因
膝の関節には、太ももの骨とすねの骨の間に「半月板」というC字型の軟骨のような組織があります。内側と外側に1枚ずつあり、体重を支えるクッションの役割をしています。
半月板損傷の原因は大きく2つです。
- スポーツ等による強いねじりやジャンプの着地などによる衝撃・圧迫
- 加齢や日々の日常動作による些細な負担
スポーツだけでなく、日々の歩くや立ち上がるといった小さな衝撃が蓄積されていくことで半月板損傷を発症させることもありますので、「特にケガをした覚えがない」という方にも起こることは珍しくありません。
症状チェック
半月板損傷では、次のような症状が出現しやすいです。
- 膝の曲げ伸ばしで痛む
- 膝を伸ばすときに、一瞬ひっかかる感じがある
- 膝が腫れる・水がたまる
- 膝の内側や外側が痛む
- 膝が抜けるような不安定さを感じる
- 膝が固まるときがある
症状の現れ方
軽度の場合は、膝の内側や外側に軽い痛みを感じる程度のことがあります。軽い痛みや腫れだけで、日常生活に大きな支障がない場合もあります。ただケガによる半月板損傷は、痛みが中心になることが多く、その後に動かしたときの引っかかりや違和感が出てくることがあります。
半月板損傷の程度の目安
半月板損傷の重症度は、傷の大きさ・場所によって変わります。
軽度
軽い痛みや腫れはあるものの、日常生活への支障は小さい状態です。手術をしない保存療法が中心になります。
中等度
膝の引っかかりや、水がたまる、痛みが続くといった症状がみられる状態です。保存療法で経過を見ながら、医師と今後の方針を相談します。6〜8週間続けても変わらない場合に、次の選択肢を検討する解説もあります。
重度
膝が動かなくなる(ロッキング)ことがあったり、大きく裂けていたりする状態です(バケツ柄断裂など)。手術が検討される場合があります。
実際の治療方針は、画像検査の結果や症状をあわせて、医師が判断しますので、まずは気になる症状があれば整形外科に相談してください。
病院での一般的治療法
半月板損傷の治療は、大きく「保存療法」と「手術療法」に分かれます。症状が軽い場合は、手術をしない保存療法から始めるのが一般的です。保存療法には、主に次のような方法があり、症状に合わせて組み合わせて行われます。
薬物療法
湿布などの外用薬や、痛み止めの飲み薬で炎症を抑えます。炎症が落ち着いてから、膝の動きをなめらかにするヒアルロン酸注射等もあります。。
物理療法
温熱や電気を使って、膝の痛みや炎症をやわらげます。温めて血行を促す方法と、アイシングなどで冷やして痛みを和らげます。
装具療法
サポーターやテーピング、靴の中敷きなどで、膝への負担を減らします。
運動療法
膝まわりの筋力を保ち、膝への負担を減らすための運動を行います。ただし、適切なやり方で行わないと逆効果になることもあるため自己流での運動は注意が必要です。
治るまでの期間の目安
期間は、損傷の部位や程度、年齢、リハビリ内容で大きく変わります。あくまで大まかな目安として、軽度の場合は、日常生活に支障なく過ごせるようになるまで数週間〜2ヶ月程度かかります。
膝の引っかかりや水がたまるなどの症状がある中等度の場合は、軽度より時間がかかります。保存療法では1~3ヶ月程度。手術が必要になった重度の場合は、術後のリハビリを含めてさらに長い期間がかかるとされ、術式によって4週間〜6か月程度かかることもあります。
日常生活の注意点
次のことは、症状の悪化につながる可能性があるため、控えることをおすすめします。
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痛みを我慢して、スポーツや運動を続ける
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深くしゃがむ、正座を続けるなど、膝を強く曲げる動作を繰り返す
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膝をひねる動作(急な方向転換、ジャンプの着地など)
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引っかかりや腫れがあるのに、自己判断で強いストレッチや筋トレをする
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長期間まったく動かさず、筋力を落としてしまう
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症状が続いているのに、受診せずに様子を見続ける
変形性膝関節症へのリスク
半月板損傷は、将来の変形性膝関節症のリスク要因のひとつとされています。それは、半月板が傷つくとクッション機能が下がり、関節軟骨もすり減るためです。逆に、変形性膝関節症が進むと半月板にも負担がかかり、さらに損傷しやすくなります。
当院でのサポート
半月板は、一度傷つくと自然治ることはほとんどありません。そのため、膝関節への過度な負担を減らしていくことが大切だと考えています。からだはひとつにつながっているため、膝だけに目を向けるのではなく、膝に負担をかけている別の要因にも目を向けます。たとえば、骨盤や背骨のバランス、筋肉のアンバランスや過緊張、股関節や足首の使い方などです。こうした二次的な要因を丁寧に確認し、全身のバランスを整えることで、膝への負担を減らしていきます。
多角的検査で原因追究
「半月板損傷による膝の痛み」という考え方も間違ってはいませんが、当院では半月板損傷を引き起こした根本原因を追究し、根本的問題の解消として鍼治療・整体を組み立てます。そのために、当院では「姿勢・関節・筋肉・神経」をひとつずつ検査していきます。
姿勢分析
姿勢分析アプリを用いて、普段の姿勢がどのような形でバランスをとっているのか客観的視点で確認します。
関節・筋肉・神経検査
可動域検査や徒手筋力検査といった検査を行い、「関節・筋肉・神経」の状態それぞれ細かくチェックしていきます。
当院の鍼・整体施術で「改善と予防ケア」
検査結果を分析したうえで、あなたの体にとってベストな鍼治療・整体を組み立てます根本的問題へアプローチを行うので、症状改善だけではなく、半月板損傷の悪化や変形性膝関節症への移行といったリスクを減らす予防ケアまで行えるのが、当院の特徴でもあります。国家資格者である院長が全て担当しますので、お気軽にご相談ください。