膝痛（変形性膝関節症）

人体で最も大きい膝関節。大腿骨（太ももの骨）・脛骨（すねの骨）・膝蓋骨の3つで膝関節が構成されています。
膝は、体重を支え、歩いたり、体を安定させるために筋肉や靭帯が関わり、更に膝を動かす際には、膝に体重の約3～5倍の負担がかかるために、そのクッションの役割として関節軟骨や半月板が存在しています。
これらが正常に機能しているから、痛みなくスムーズに膝を動かすことが出来ます。

当院で膝の痛みでよく診ている「変形性膝関節症」。40代から徐々に膝に違和感を覚え始めることが多いです。
日常生活の動作（歩く・立つ・曲げる等）・加齢・スポーツなど日々の様々な要因が重なり、関節軟骨がすり減り、最終的に関節が変形を起こします。
変形性膝関節症の診断方法は、膝の痛みや腫れ、膝関節の動き、レントゲンなどを行ったうえで「変形性膝関節症」と診断されます。

膝の痛みには進行度があります。
・初期…立ち上がりや動き始めの動作に痛みを感じる・膝がうずく
・中期…階段の昇り降り、正座などが辛くなり、痛みを感じる時間が長く、膝も腫れだす
・末期…安静にしていても膝が痛く、まっすぐ膝を伸ばすことが出来ない。歩行困難。

膝の軟骨がすり減った部分は、また再生して元に戻すことは出来ないため、基本的には「保存治療」です。
保存治療として
・注射（関節に溜まった水を抜く、ヒアルロン酸注射を行い膝関節の動きを良くする）
・膝に関係する筋力強化（主に太ももの筋肉）
・サポーター
を行うことで、痛みの軽減や膝の動きを良くしていきます。

膝の痛みを引き起こす原因として
・膝関節の変形
・腰の問題や股関節症によっておきた膝の痛み
とあります。

上記のふたつに共通していることは、今までの生活習慣が大きく影響しているということです。
・床から立ち上がるときに右足から立ち上がる
・足を組んで座るなど
同側ばかりを使うクセや姿勢は体の歪みを作ります。他には、過去の怪我や体重増加も膝に影響を与えます。
様々な要因が絡み合いその結果、体を支えつつ痛みなく動かせていた膝関節に強い負荷が加わり、最終的に膝に痛みが繋がりやすくなります。
当院では、そのようなお体の歪みが原因となり膝の痛みに繋がったのであればお役に立てることが多いです。

毎日歩いて生活をするからこそ、膝の痛みを感じながら「この膝の痛みは一生続くのかな」「更に年齢を重ねれば杖が必要になるのかな」のような不安な気持ちになってしまう方も少なくないと思います。
膝の痛みを感じながらも必ず動かさないといけない膝関節だからこそ、放置していれば必ず悪化します。
膝の痛みは、鍼治療と整体の得意分野であり、きっと当院でもお役に立てると思います。

痛みを感じる場所は、「膝」だからといって、膝の部分だけを鍼治療しても、普段の生活を送ればすぐにぶり返します。
なぜなら、膝を動かすたびに体重の3～5倍の重さが膝関節にかかっていますが、体の歪みが強ければ強いほど、更に膝関節にかかる負荷は強くなります。
その状態が膝を動かし生活してきたことによって、膝に痛みがおきているので、まずは膝に強い負荷を与えている体の歪みから解消することが、本来あるべき健康な体へ最短で近づくことができます。
そのため当院の施術方法は、鍼治療と整体で筋肉の緊張を緩め歪んだ骨格を整えます。
体は全て関連していますので体全体の歪みを整え、理想的な姿勢に近づけることで、膝にかかる負担を最小限した結果、膝関節に変形がなければ、膝の痛みは解消されます。変形性膝関節症は、変形した膝関節を元に戻すことはできませんが、膝の痛みを緩和することは可能です。

膝の痛みも初めは、違和感程度で整形外科を受診しても「膝の変形はまだないですね」と診断されれば、変形していないという安心感で数回の注射などの対症療法で済ませ経過観察される方も少なくないと思います。
ただ、体の歪みが強く膝関節に強い負荷を与えつづける体のままだと、長い時間をかけ少しずつ膝の状態は悪化し、変形性膝関節症へのリスクも高くなります。
当院では、その場しのぎではなくこれから先も自分の足でしっかり歩き、健康で過ごしたい方へ向けて鍼灸・整体施術を行います。

福岡市中央区天神・赤坂で膝の痛み（変形性膝関節症）でお悩みなら下川鍼灸治療院へご相談ください。

・赤坂駅徒歩3分・西鉄天神駅徒歩10分・西鉄バス法務局前徒歩1分とアクセス抜群です。

運動が趣味の30代女性。仕事でも体を動かすとのこと。
膝の違和感から始まり、膝が腫れたため整形外科受診。水が溜まり、注射の処置。それでも日常生活が辛いため下川鍼灸治療院へ。
聞き取り・検査・姿勢分析を行い、膝回りの動きはもちろん制限が強かったが、膝と大きく関連する腰・骨盤回りの筋肉の緊張も強く、動きも制限有り。その結果、膝回りの筋肉にも影響を与え、膝の屈伸動作の負荷に耐えれずに、膝に水が溜まり、膝痛を発症。
当院としては、膝だけ鍼治療ではなく膝の痛みを引き起こした体のゆがみからきちんと解消するために、鍼・整体を組み合わせた施術。
1ヶ月で膝の腫れを引き痛みも軽減。そこから徐々に階段なども痛みなく昇り降り出来るようになり、6ヶ月で根本原因である姿勢が整い、その結果以前のように運動も思い切りできるようになった。

整形外科で「変形性膝関節症」と診断。整骨院に通っていたが、良くなっては戻るの繰り返しで、膝の痛みを少し強くなってきたので鍼灸治療を受けてみたく、下川鍼灸治療院さんへ。
鍼・整体の施術を重ねるごとに膝の痛みが軽減され、日常生活がとても楽になりました。また以前のように、膝痛をぶり返すことがないためとても嬉しいです。計画を立て、一生懸命鍼治療をしてくださるので安心してお任せできます（福岡市中央区在住　50代女性）